先日、所沢市内にある「ところざわさくらタウン」に遊びに行ってきました!
以下の点を中心にお伝えしていきます!
・ところざわさくらタウンってどんな場所?
・どんな遊び方ができるの?
・混雑具合はどんな感じ?
ところざわさくらタウンとは
埼玉県所沢市にある、日本を代表するエンターテインメント企業のKADOKAWAによる、
日本最大級のポップカルチャー発進の拠点です。
敷地内にはミュージアムやレストランのほか、書店やショップ、イベント・コンサートが開催できるホールや、神社や学校などもある複合型の施設となっています。
アクセスについて
主な見どころ
角川武蔵野ミュージアム
・特徴的なデザインが印象的なKADOKAWAが手掛ける5階建てのミュージアムです。
・建築家の隈研吾さんデザインによるもので、石造りのデザインが特徴的です。
・館内は企画展示や、マンガとラノベの図書館、カフェやレストランがあります。
武蔵野坐令和神社
・令和2年に建立された日本一新しい神社です。(2025年7月現在)
・こちらも建築家の隈研吾さんデザインによるものです。
角川食堂
・所沢地元の食材を大切に、KADOKAWAがプロデュースするレストランです。
・主にランチビュッフェでの利用がメインとなります。
・個人利用以外にも100名規模の団体のお客様向けの貸切パーティーが開催可能です。
チケットの種類と金額
①KCM 1DAY パスポート(大人¥3,300~3,700、子ども¥2,000~3,100)
→角川武蔵野ミュージアム内の企画展示や本棚劇場の入場可能なスタンダードなチケット
②KCM イブニングパスポート(大人¥3,000/子ども¥1,500)
→夕方15時から入場可能で、内容は1DAYパスポートと同じチケット
③KCM スタンダードチケット(大人¥1,400/子ども¥1,000~1,200)
→角川武蔵野ミュージアム内の本棚劇場には入場可能なチケット
④マンガ・ラノベ図書館(大人¥600/子ども¥200~300)
→角川武蔵野ミュージアム内のマンガ・ラノベ図書館にのみ入場可能なチケット
⑤体感型デジタルアート劇場 浮世絵 RE:BORN(大人¥2,700/子ども¥1,500~2,200)
→角川武蔵野ミュージアム内の企画展示にのみ入場可能なチケット(2026年01月18日まで開催中)
実際に遊びに行ってみた
今回は②KCM イブニングパスポートを購入し、15時から遊びに行ってみました!
関越自動車道「所沢IC」を降りて約15分とのことでしたが、意外と周辺には看板や案内誘導図が少なくて、駐車場の入り口を見つけるのに少し時間がかかりました。汗
車を第一駐車場に止め、まずは早速、角川武蔵野ミュージアムに行くことにしました。
重厚感のある石造りの建物で、写真や動画で観るよりずっと大きく感じられ、その姿には圧倒されました…!


ミュージアムの入口に入ると建物の構造上、2Fとなっており、左手にチケット売り場がありましたが、今回は事前にオンラインで購入していたので、そのまま1Fに降りて企画展示を観に行くことにしました。
※チケットを持っていなくてもミュージアム内のショップやカフェは利用可能です。
現在は「体感型デジタルアート劇場 浮世絵 RE:BORN 」が開催されていました。

壁面と床面に動く浮世絵の映像が映し出され、まるで360°映像に囲まれる感覚が不思議でした。上映時間は約30分くらいで浮世絵の歴史やさまざまな作品の紹介がされており、教科書で見た浮世絵のほか、初めてみるような浮世絵の画法もあり、とても勉強になりました。


テレビでも有名な、池上彰さんの解説付きの上映回もあるので、全く浮世絵を知らない方でも気軽に楽しめる内容ですし、子どもと一緒でも十分楽しめる内容だと思います。
それに室内はソファーやクッション、ハンモックも設置されていて、快適な姿勢で寛ぎながら鑑賞できますので、天候がよくない日や、これからの夏の暑い時期など涼しい環境で過ごせるのも嬉しいポイントでした。笑

企画展示を出て、同じく1Fのフロアにはマンガ・ラノベ図書館があり、中は図書館の名の通り、たくさんのマンガやライトノベルがあり、図書館のように椅子やくつろぐ場所があり、多くの方が本を読んでいました。ただ実際の図書館のように貸出は行なっていないということなので、まんが喫茶に近い感覚で読む場所でした。
続いて、2Fのエントランスフロアに戻り、ロックミュージアムショップに寄ってみました。角川武蔵野ミュージアムオリジナルグッズをはじめ、埼玉の工芸品やお菓子・グッズがあらゆるジャンル別に販売しており、一つのミュージアムとしてはグッズの種類の展開がすごいなと思いました。
続いて、4階のフロアにエレベーターで上がり、企画展「昭和100年展」に行ってみました。ちょうど2025年が昭和100年の年にあたるということで、昭和時代の歴史や文化、生活について紹介されており、実際に暮らしを体験できる一軒家が展示されています。

実際に中に入ることができ、ちゃぶ台や座布団の和室が懐かしい感じがして、まるで昭和時代の家にタイムスリップしたような感覚になります。

一軒家から離れた広場では、メンコやお手玉、けん玉など昭和の遊びも体験できるので、子どもはもちろん、昭和時代を過ごした大人も楽しめる展覧会でした。

特に印象に残ったのは、「令和のポケットには昭和が全部入っている。」という展示で、今のスマートフォンには、電話・地図・電卓・本・音楽・時計・TV・メモなどなど、1台あれば生活していく上で困らない機能がついているので、昭和時代で生活を豊かにするために発明されたものがポケットサイズになっていることを視覚的に表現されていて、改めてその便利さを実感しました。一方、どこか寂しい気持ちにもなるのが時代の流れかもしれません。

続いて同じ4階のフロアにメインでもある、本棚劇場に行きました。


本棚劇場とは、高さ約8mもある巨大な本棚に囲まれた空間のことであり、主にKADOKAWAが刊行した本がずらっと並んでいました。また、毎時20分おきにプロジェクションマッピングが行われ、そのクオリティに目を見張るものがありました。幻想的な映像が実際の本棚とリンクして映し出されており、約10分弱の作品でしたが、とても見応えがありました。2020年大晦日のNHK紅白歌合戦でYOASOBIさんが歌唱した舞台でも有名であり、いつかは訪れてみたいと思っていましたので良かったです。



その他館内には、作家や研究家の荒俣 宏さん監修の荒俣ワンダー秘宝館や、地元所沢のさつまいもを使用したスイーツなどが召し上がれるKadoCafeなど、複合型施設として楽しめる内容でした。ゆっくり回って約3時間だったので、イブニングパスポートでも十分楽しめる内容です。
角川武蔵野ミュージアムを出た後は、すぐ隣の武蔵野坐令和神社に行ってみることにしました。あいにく開所の時間が過ぎており、中の様子は確認できませんでしたが、やはり外観からも特徴的なデザインが確認でき、とても神社とは思えないお洒落な雰囲気を醸し出していました。


角川武蔵野ミュージアム2F屋外広場と武蔵野坐令和神社の間にある水盤は、夏の時期には開放されており、小さなお子さまが水遊びをしていました。ただシャワーや更衣室はないので、本当に簡単に水浴びをするだけの模様です。
今回は時間が足りず行けなかったのですが、全国の人気ラーメン店が入れ替わりで出店する、出店型店舗のラーメンWalkerキッチンや、角川武蔵野ミュージアム5FにはSACULA DINERなど、食事も楽しめるレストランもありますので、一日中いても楽しめるおでかけスポットでした。
日曜に遊びに行ったのですが、意外と混雑しておらず、この夏の穴場のおでかけスポットだと思います!
以上、今回はところざわさくらタウンに遊びに行ってきた内容をお伝えしました!

関東県内の方は日帰りでも遊びに行ける範囲ですが、
遠方の方は所沢駅や、都内だと池袋駅周辺に泊まるとアクセスもよく、遊びに行けると思います。
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