ジブリ

これだけ見ればOK!初心者でもジブリパークを満喫できる方法-後編

前回の記事では、初心者でもジブリパークを満喫できる方法について、ご紹介しました。
今回は魔女の谷エリアを出てからの過ごし方をご紹介します。

12:00 魔女の谷エリアからどんどこ森へ

続いて魔女の谷エリアから、どんどこ森へ向かうことにしました。
どうやら歩いて向かうと約30分くらいなので、シャトルバスで向かうことにします。

園内で無料で乗車可能なシャトルバス

実はこのシャトルバス、公園内を定時運行しており、”予約なし”かつ”無料”で乗ることができました!公園内はすごく広いので、積極的に活用されることをおすすめします。

バスで約10分くらいで、どんどこ森の入り口に着きました!
どんどこ森の一番の見どころは、『となりのトトロ』で有名なサツキとメイの家です。

2005年「愛・地球博」のパビリオンの一つでもあった

実はサツキとメイの家は、2005年の”愛・地球博”の際にパビリオンの一つとしても有名でした。
当時も完全予約制でしたが、予約が取れなくて、せっかく万博に行ったのに施設内を見学することができなかった悔しい思い出がありました。。

ですので、約20年ぶりに行きたかった施設に入れるという想いでわくわくでした!!

まるで本物の草壁家のご自宅

まるで自分が『となりのトトロ』の世界に迷い込んだような気がして不思議な感覚でした。
ついさっきまで、草壁家の皆さんが住んでいたような…?
ご主人不在の自宅におじゃましているような申し訳ない気持ちもしましたね。。笑

実際に井戸を汲むこともできます
草壁家の皆さんの靴?

といいながら、実際に手で触れられる展示物が多かったので、昭和の懐かしい家が再現されていて、建築物としても興味深かったです。

サツキとメイの家を見学した後は山頂にある、どんどこ堂に行ってみることにしました。
事前に調べているときは結構な山道を登るのかと心配していましたが、、汗

ゆるやかに整備された山道

実際にはきれいに山道が整備されており、階段も登りやすかったので、小さなお子さんでも安心だと思います。
ちなみにお身体が不自由な方や、ベビーカーの方は裏手に、スロープカーもあるので、そちらも無料でご利用できます。

ただ、山頂といっても、景色がきれいだとか、何か大きな見どころがあるのかというわけではなく、大きなトトロの遊具(お子さま向け)と、小さな売店があるだけです。
※ただ、この売店でしか買えないグッズもありますので、気になった方はぜひ行ってみてください。

そろそろジブリの大倉庫の入場予約時間になってきましたので、また無料シャトルバスで向かうことにしました。

13:30 どんどこ森エリアからジブリの大倉庫へ

入場開始後はスムーズに入れました

すでに大倉庫前には入場待機列の長蛇の列が並んでいましたが、意外と入場時間になったらすぐに入ることできました。
ここまで朝からエリアを見て回ることを優先にしていたので、ここでようやくお昼を食べることにします。

といっても、まだまだ見られていないエリアがあったので、手軽にサンドウィッチが食べられる、カフェ「大陸横断飛行」でいただくことにしました。

14時ごろは売り切れのメニューもあり

旗のジブリキャラクターの絵柄がランダムで配られるのもちょっとした工夫で面白いですよね。軽くお昼を済ませた後は、施設内をあちこち巡ることにしました。

色鮮やかなタイルと「空飛ぶ巨大な船」が圧巻

施設内は、ジブリの見どころがぎゅっとつまった内容で、展示物や造形物はもちろん、
ショップやレストラン、お子さまが楽しめる場所など、小さなジブリパークのようでした。

特に見どころは、ジブリ作品のいろんなシーンが再現されている、なりきり名場面展!
こちらでは現在13作品14コーナーのシーンの中に実際に自分たちが映り込んで写真を撮ることができます。

ジブリのなりきり名場面展への入り口

パーク内の施設は写真撮影禁止の箇所が多いのですが、
ここでは思う存分、キャラクターたちと写真を撮ることができます!

仲間と作戦会議中?
『海がきこえる』のシーンも

ただ、入口すぐにある『千と千尋の神隠し』の劇中電車内のシーンで、カオナシと一緒に写真が撮れるシーンは、外まで長蛇の列が並んでおり、入口から待機列が分かれていました。

一緒に写真を撮らなくても、外から写真を撮るだけで良い方は、その場面をスルーして、次に進むこともできます。
ジブリのいろんな名場面に自分自身が映りこんで写真を撮ることができるので斬新で面白い企画だと思いました。
みなさん思い思いに撮っていて、ちょっと見られながら撮るので恥ずかしかったです笑

施設内には他にも、ジブリの各地の展示で使用された展示物を保管している倉庫や、

実際の倉庫としても使用されている

短編映画を鑑賞できるオリオン座など、とにかくいろんなコンテンツがありました。

ちなみにオリオン座で上映されている短編映画は、
三鷹の森ジブリ美術館と同一内容(月替わり)でしたので、
時間が足らない方はそちらで鑑賞されることをおすすめいたします!

『借りぐらしのアリエッティ』の庭もリアルに再現されている
大倉庫内は小さなジブリパークのよう
おしらさまも遊びに来ていました

ゆっくり見て回っていたら、そろそろ閉園時間が迫ってきており、まだ大さんぽプレミアム券で入場できていない、青春の丘の地球屋に入るため、若干急ぎ目に見て回りました。
それでも約2時間かかりましたので、もっと一つひとつのコンテンツをじっくり見たい方は3~4時間くらいは見ておいた方が良いと思います。

16:00 ジブリの大倉庫から青春の丘エリアへ

急ぎめに向かった本日最後のエリアは、青春の丘エリアです。こちらは最も駅に近いエリアであり、ジブリの大倉庫からは歩いても5分くらいで向かうことができます。

エリア内は『耳をすませば』と『猫の恩返し』のシーンが再現されており、
アトリエの地球屋では、劇中で描かれたバイオリン工房や、からくり時計などが再現されていました。

またエリア内には『猫の恩返し』に登場する、猫サイズの猫の事務所もあるので、忠実に再現されている点がクオリティーが高いなと思いました。

猫サイズの猫の事務所

ここでお気付きかもしれませんが、
今回訪れていない、もののけの里エリアは、閉園時間的に間に合いませんでした。。。

初めて行ったので、本当は全てのエリアを見て回りたかったのですが、残念です。
やはり事前情報通り、時間が足らないのは”本当”でした。

前回の冒頭でもお伝えしましたが、
優先度が高いエリアを事前に計画した方が良いと思います!

それに、初めて行く方は、”大さんぽプレミアム券一択”だと思います!
外から施設を眺めるだけでもいいのですが、やはり実際に中に入って触れたりすることで面白さは倍増すると思いました。

ただこの大さんぽプレミアム券、土日や、これからの夏休みの時期などは2か月前の発売時にすぐに売り切れてしまうことが予想されます。
そんな時でも、JTBのホテルとセットになった旅行商品もありますので、ぜひチェックしてみてください。
また、遠方の方はJRとホテル+チケットがセットになった旅行商品もあり、別々で予約するより、かなりお得に行くこともできますよ〜!

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